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江戸東京野菜の栽培

江戸東京野菜の栽培

京橋大根河岸は、江戸時代を通じて庶民の生活を支えていた重要な市場であり、現在の築地市場の原型として知られています。今回、その史実に焦点を当て、当時、同所にて販売されていた野菜品種の栽培緑化事業を企画しました。当時の野菜品種は、江戸東京野菜として復活プロジェクトが立ち上がり、現在40品種を超える野菜が復活しました。江戸近郊で栽培されていた伝統野菜である江戸東京野菜とその市場であった京橋大根河岸をリンクさせることで、史跡としての歴史的価値を再考したいと思います。

野菜栽培を通じて江戸庶民の暮らし、歴史を身近なモノとして、地域の方々に感じていただけたら幸いです。尚、栽培管理は京橋三丁目町会員で実施しています。

江戸東京野菜 大根編 (2014年12月〜2015年3月)

播種 (種まき)

大根を育てるため、プランターサイズは大型で深型のタイプ (60㎝以上) 、土は、水持ち、肥料持ちが良く、また排水性もある土を選びました。播種の間隔は20㎝~25㎝程度空け、くぼみをつけて5粒ほど種を蒔きました。

今回栽培する江戸東京野菜は、下記の通りです。
(大蔵大根と練馬大根は時期外れですが、試しに蒔いてみました。)

亀戸大根

亀戸大根は江戸時代に東京都江東区亀戸周辺で栽培されていた春大根です。明治の頃には、「おかめ大根」とか「お多福大根」と呼ばれていましたが、大正初期に産地の名をつけて「亀戸大根」と呼ばれるようになりました。

大蔵大根

江戸時代、現在の杉並区付近にあたる豊多摩郡の「源内」という農民が作り出した「源内つまり大根」が原種です。明治初期、世田谷の大蔵原(現在の世田谷区大蔵付近)に伝わり、改良を重ねて大蔵大根となりました。

練馬大根

尾張大根と練馬の地大根との交配により改良されたもので、江戸中期には練馬大根の名が定着していました。徳川五代将軍・綱吉が下練馬村の農家に栽培を命じたという説もあります。

2014年12月 大根河岸公園

江戸東京野菜の栽培 江戸東京野菜の栽培

発芽・間引き

寒さが続いたため、発芽まで時間がかかりましたが、何とか発芽してくれました。発芽が揃ったら1か所に付き生育の良いものを3本残し間引きします。

2014年1月 大根河岸公園

江戸東京野菜の栽培

ゆっくり成長

寒いため、成長は非常にゆっくりしたペースです。大根は多肥性の野菜ですので収穫までの期間に肥料切れを起こさないことが重要です。今回使用した土は、肥料持ちが大変良いためその心配はなさそうです。

2014年2月 2014年2月

江戸東京野菜の栽培

収穫

今冬は寒い日が続いたり、栽培条件も悪い場所でしたが、町会の皆さんのご協力で何とか収穫することができました。大蔵大根、練馬大根は種まき時期が8、9月だったものを12月に蒔いたため、厳しい結果でした。しかし、種まき時期が11、12月の亀戸大根は、まずまずの大きさまでに成長してくれました。収穫した大根は、生でお味噌をつけてバリバリといただきました。色々と課題も多く残された、江戸東京野菜栽培大根編でしたが、今回の反省を次回に活かしたいと思います。

2014年3月 大根河岸公園

江戸東京野菜の栽培
江戸東京野菜の栽培 江戸東京野菜の栽培