京橋のお店・会社案内
京橋ものがたり
町会について
お役立ちリスト
エリアマップ
ニュース

企業インタビュー
田中 靖憲さん・鈴木 譲さん(株式会社エスクリ)

働いていることにステータスを感じるような街になってほしい。

ブライダルの若い会社のようですね。

10年前に立ちあがりました。神戸に1店舗目をつくり、当初は年に1店舗ぐらい開いていましたが、最近は年に2店舗ぐらい開いています。社員数は約6百人、アルバイトやパートを入れて約1千7百人から8百人です。

なぜ京橋に出店されたのでしょうか。

業界では15年前ぐらいからハウスウェディングが流行っています。ただ広大な敷地が必要であり、駅から車で20分ぐらいの距離になってしまいます。また東京で働いていても両親は遠くにいます。新郎新婦、列席するお客様にも喜んでいただけるような会場をつくりたいという思いがありました。だから東京駅など新幹線の主要駅の近くに出していこうという戦略で出店しています。京橋は日本橋、銀座に比べて東京駅にいちばん近い。お客様から支持を得られると出店しました。3年前に出店した時の京橋はまだニッチなエリアでしたが、土地のブランドが高くて値段がそれなりというのも魅力でした。

京橋に2店舗を構えていますね。

1店舗を立ちあげた時、初めてオフィスビルのなかに出店し、エレベーターを降りると結婚式場というスタイルは業界にインパクトを与えました。お客様に支持をいただいていますのはニーズがあったということであり、ハートに響いたのだと思っています。天井高が7mを超えている部屋もあります。普通のオフィス仕様はそこまでの高さはありません。開放感があるのでお客様の印象もいいようです。

内装はクラシックなイメージですね。

ニッチを狙いすぎると難しい。絶対無理という方が多くなります。イメージは同じになっていくなかで差異化していく。そういう戦いになってきます。

内製化されているそうですね。

一般的にはドレスやお花、サービスは外部に出すケースが多いのですが、それではサービスレベルを統一化できません。自分たちで育てていった方がサービスレベルの品質があがります。そこを目指しています。

どのような利用状況でしょうか。

利用の9割は土日、祝日です。周辺に企業も多いので忘年会、会社説明会、謝恩会などの宴会やイベントに使う方もいらっしゃいます。婚礼の年齢は少し上がっていて、30前後が多いですね。予算は平均400万円ぐらいです。人数は平均80名ぐらいです。

チャペル

今後はどのような展開をしていく予定でしょうか。

ブライダル業界は小さな会社が多く、全国展開をしているのは10数社ぐらいです。その割合は10~20%です。披露宴市場は1兆4000~5000億市場と言われていますので1400億円ぐらいまでは大きくできると思っています。今後、地方都市は婚礼の数は年5%下がっていきますが、都市型はわずかしか減らないためリスクが少ないと考えています。ただ結婚式文化がなくなっていく可能性もありますので多角化でレストランやホテル、ブライダルのコンサルティングを徐々に増やして基盤をつくっていく予定です。

今後、京橋はどのようになっていくといいでしょうか。

○○だったら京橋みたいな。○○をつくれてそこにわれわれがのっかれると地域と弊社でウィンウィンになれます。地域マーケティングに個人的には興味があります。銀座は知っていても京橋は知らないという若い人もいると思います。京橋で働いていることにステータスを感じるということになってくるといいなと感じています。歴史と大企業が集積しているという両方を兼備しているのがいいと思います。

田中 靖憲(たなか やすのり)
1974年埼玉県生まれ
株式会社エスクリ LAGUNAVEIL TOKYO & ANGELION AU PLAZA TOKYO支配人
前職は楽器店勤務。入社3年目。営業から始まり、現在は銀座を含めた3カ所の支配人。

田中 靖憲さん

鈴木 譲(すずき じょう)
1974年埼玉県生まれ
株式会社エスクリ事業本部ビューティー事業部・マーケティング戦略部副本部長
ITのコンサルタントを経て、店舗開発の担当からはじまり、現在はマーケティング、ドレス事業をマネジメントしている。

鈴木 譲さん

聞き手
中崎 隆司(なかさき たかし)
1952年福岡県生まれ
建築ジャーナリスト・
生活環境プロデューサー

中崎 隆司