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企業インタビュー
小松 和也さん(中央エフエム株式会社)

番組をベースに人を知り、人をつなげる
コミュニティ形成の場をつくる

2013年4月に東京スクエアガーデン地下1階にスタジオを開設しました。2年経ちますが、番組数を増やしたことで出演者が増え、様々なお客様にスタジオに出入りしていただいています。

中央FMは1996年、茅場町に会社を設立し、98年にコミュニティFMとして開局しました。中央区と防災協定を結んでおり、災害時には情報機関として活動します。2011年3月11日の東日本大震災をきっかけに24時間放送を開始し、それを契機に中央区の防災協定を強化しています。また中央区との連携事業として区民向けの防災ラジオの販売事業を始めました。2012年からはインターネットでも同時放送を始め、世界に配信しています。

ラジオ事業は斜陽産業になりつつあり、非常に厳しい状況にありますが、大手ラジオ局の経営が苦難な状況にある一方、コミュニティFMは右肩上がりで全国に増えています。現在、全国に280局ものコミュニティFMがあります。

ラジオは「地域を知り、地域を学ぶ、地域の広報機能を持つ」事業であると考えています。さらに番組をベースに人を知り、人をつなげるコミュニティ形成の場でもあります。そして公共的機能が大きく、防災機能を期待されています。

一般の人がマス・メディアに参加するのは難しいのですが、コミュニティFMという制度ができてから一般の人もパブリックアクセスができるようになりました。区民参加が体験できる事業が現状のラジオの有りかただと思っています。

2020年に東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。それにともなってメディアのありかたも大きく変わっていくことでしょう。

銀座は世界最先端の商業の街であり、日本橋は江戸の歴史を継承する老舗の街です。銀座と日本橋を取り持つ京橋ですが、京橋は京橋のアイデンティティを保っています。中央FMは街とコミュニティFMの関係を京橋の街の有りかたから学びました。京橋が街と街をつなげるように我々が人と人をつなぐ、あるいは人と街を、文化と企業をつなぎます。中央FMがハブ的な役割ができればいいと感じています。

中央FMは遊び場を運営しているようなものであり、いつも我々はスタジオのなかで遊んでいます。それに皆様が興味を持ってくれる。楽しそうだから仲間に入れてと。友達を増やして、人を増やして、人とのつながりで新たなものをつくっていきたいと考えています。

(上記は2015年6月24日、イトーキ東京イノベーションセンターSYNQAで開催されました東京京橋・まち作事研究会・キックオフミーティング「京橋の未来-半径10分以内で新しいビジネスをつくる-」の企業プレゼンテーションをまとめたものです)

小松 和也(こまつ かずや)
中央エフエム株式会社代表取締役
中央エフエム

小松 和也さん

構成
中崎 隆司(なかさき たかし)
建築ジャーナリスト

中崎 隆司